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「結婚したら尽くします」=サイトで「家庭的」演出−交際後に金無心・木嶋容疑者(時事通信)
高級外車、フランス料理学校、高層マンション―。埼玉県警に殺人容疑で再逮捕された木嶋佳苗容疑者(35)はぜいたくな暮らしを続けながら、インターネットの結婚紹介サイトを通じて男性に接近、「結婚したら尽くします」などと持ち掛けていた。捜査関係者によると、結婚紹介サイトで「学生」や「ヘルパー」などの肩書きを使い分けて自己PR。「料理上手」「家事が得意」などと家庭的な女性を演出していた。不審死を遂げた4人を含む複数の男性に接近し、計約1億円を受け取っていたことが判明している。
酪農が盛んな北海道東部の別海町で育った。同級生の母親は、大人びた性格と月3万円の高額の小遣いが印象に残っていると話す。高校卒業後の1996年、東京都内の私立大に入学。しかし、1年通わず除籍処分となった。その後は都内を転々とし定職に就いた形跡もない。2006年まで入居していた板橋区のマンション管理人は「印象が薄い」と振り返った。 生活が一変したのは08年ごろ。同区内の別のマンションへ転居した後、滞納気味だった家賃の支払いは滞らなくなった。高級外車2台を続けて購入、東京・代官山のフランス料理学校に通い、高級ホテルやレストランで食事をした後、優雅な暮らしぶりを自分のブログに書き込む毎日が続いた。 昨年8月には家賃22万円の豊島区の高層マンションに転居。「クレジットカードの分割払いを使い頻繁に買い物をしていた」(埼玉県警捜査幹部)とされる。 中学の卒業文集には「出逢いを大切にしていきたい」とつづった。しかし、温かい家庭を築きたいという男性に金を無心し続けた疑いが強い。ぜいたくな生活に金は消え、「逮捕時、銀行口座に残金はほとんどなく、家賃も支払えないほど窮していた」(同)という。 【関連ニュース】 ・ 連続不審死、35歳女を逮捕=会社員男性殺害の疑い ・ 組幹部殺害容疑で男再逮捕=金銭トラブルが背景か ・ 事件当日も行動をマーク=捜査員が女のアパートに ・ 意識もうろうで川へ=被害男性に薬物か ・ 処方薬、検出成分と一致=走行記録、販売日誌も分析 ・ 岐阜・中津川の家族6人殺傷、2審も無期判決(読売新聞) ・ <小沢事務所>別工事でも受注謝礼要求 年2000万円(毎日新聞) ・ <警報・注意報>気象庁、5月27日から市区町村単位で発表(毎日新聞) ・ <鳥取不審死>上田容疑者、派手好きで子煩悩(毎日新聞) ・ <河村名古屋市長>地域委員会投票率「2〜3割あれば」(毎日新聞)
by i3lhdvondv
| 2010-02-03 05:43
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